長野に住んでたときに、北信越BCリーグってのができた。
元野球小僧としてわくわくしたし、結構観に行ったんだけど、
やっぱNPBと比べたらプロと呼べるものじゃなかったなー。
高校野球の甲子園二回戦ぐらいのレベル感。
まぁ「月給10万でシーズンオフは無収入」では致し方ない。
でも、そこからNPBへのチケットを掴み取った選手もいるし、
夢のあるリーグだったと思います。
また長野行ったときは応援に行きたい。
で、そんな地方独立リーグの中でも、
「これは大失敗だよね~」って感じの関西独立リーグを描いた作品です。
あ、選手じゃなくて運営側ね。
関西独立リーグの一球団オーナーを中心として、
野球熱に浮かされた人々の夢と現実を描いた群像劇です。
泳ぐやる夫シアター やる夫がプロ野球チームを作るようです
それなりに脚色があるとはいえ、
これを読めば、なぜ関西独立リーグが失敗に終わったのかがわかりますね。
それは第六話のやらない夫の手紙がすべてを物語っているでしょう。
夢を与える側の大人たちが夢に酔いしれ、
結果悲しい現実だけが残ってしまったということ。
プロ野球の華やかな舞台の裏側にある、
多くの人々の失敗や挫折に気づかされました。
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