2012年2月24日金曜日

【動画】悲壮の大投手 村山実

阪神タイガースの背番号11は永久欠番。

防御率0.98という空前絶後の大投手であり、
阪神の黄金時代を支えた大エースでありながら、
彼の名の裏には常に長嶋茂雄の存在が離れなかった。

1959年6月25日の天覧試合。
当時新人の村山は9回、長嶋にサヨナラホームランを打たれる。
あまりに劇的なシーンは人々の脳裏に焼きつき、語り継がれた。

その後、村山が何度長嶋を抑えても、どんなに大記録を打ち立てても、
村山実=天覧試合の負け投手という図式は変わらなかった。


そんな悲壮感溢れる大投手、村山実のVTRです。







動画の中に出ていた1500奪三振の勝負はこちら。


まさに鬼気迫る両雄の対決。これぞプロ野球。
3球目、長嶋がバットを止める場面が一番ゾクゾクきます。


村山は現役晩年と引退後、二度に渡って阪神監督を務めたものの、成功せず。
しかし引退後は実業家として成功を収めたとのこと。

1998年、現在の常勝阪神を見ることなく死去。
阪神は球団葬を行い、ファンは六甲おろしを歌って見送った。





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